昔々のお話

大室山さくらの里の民話・伝説「大室山の大蛇穴」

約4000年前に噴火活動によりできた伊豆の大室山(おおむろやま)のふもとのさくらの里は、桜の季節には約40種類、1500本ほどの桜の花を楽しむことができて、多くの人で賑わいます。

春以外でも桜が咲き続けるので(夏以外)、一年を通して楽しめますね。

なんども行っているところですが、四季折々楽しめる工夫がされていて、健康のためのウォーキングにぴったりな所です。

大室山は登山は禁止されていますので登らないでくださいね。

大室山の頂上にはリフトで行くことができて、山頂を360°の大パノラマを楽しみながらウォーキングすると爽快な気持ちになります。

大室山さくらの里には近辺の人たちが「洞(ほら)」と呼んでいる窪地が多くあります。

その中で北西側の山すそに広がるさくらの里には、「穴の原」という洞があり、「大室山の大蛇穴」という伝説が残されています。

覗き込むと大きな穴なので少し怖くなりますよ。

大室山は静岡県景観賞、優秀賞を受賞していて、遠くから見ても近くから見ても曲線が美しいと思います。

山の色が季節により変化をしていき、黄緑から深緑、ススキが揺れるころは銀色に光り、山焼き(2月頃)の後には真っ黒になってしまいます。

大室山ふもとのさくらの里は40000㎡の広さに約40種約1500本の桜が植栽されているので、9月から6月頃まで桜を楽しむことができます。

大室山ふもとさくらの里の「穴の原」に伝わる民話・伝説「大室山の大蛇穴」

伊豆半島ジオパークの伊豆高原のジオスポットのひとつの大室山は伊豆火山東部火山群で最大のスコリア丘です。

約4000年前の噴火によってできました。山頂でお鉢巡りをすると(山頂を一周すると)山頂から流れ出た溶岩の地形「伊豆高原」や伊東の街を見下ろすことができ、天気の良い日は爽快で、天気によっては富士山を望むことができます。

大室山は国の指定天然記念物になっています。

ふもとのさくらの里では、桜の他にも年間を通じて様々な植物を楽しむことができます。

秋には小さくて可愛らしい10月桜も咲き始め、パンパスグラスも暑い夏が過ぎる頃に風にゆらゆらと揺れて見応えがあります。

さくらの里スコリアラフト

さくらの里の公園内にあるスコリアラフトです。

スコリアというのは軽石状の火山噴出物で、このスコリアを噴出したあとで溶岩流を流したので、スコリアを溶岩流が包み込んで流れくだったものがスコリアラフトと言われているそうです。

さくらの里スコリアラフト

囲いがあって中に入ることは禁止されていて、上ったりして遊んではいけない所です。

民話・伝説 「大室山の大蛇穴」

大室山の大蛇穴という民話・伝説が残されています。

昔、昔の今から800年ぐらい前(建仁三年)のこと、鎌倉二代将軍源頼家(みなもとのよりいえ)が伊豆奥の野にある狩り倉に狩りにやってきました。

大室山のふもとの深い穴に大蛇が棲み、村人たちを苦しめていることを、村の代表が源頼家におそるおそる伝え、退治をしてくれるように願い出ました。

源頼家は村人を苦しめる大蛇ではすててはおけぬと、心よく村人の願いを聞き入れ、一の家来の和田平太(わだへいた)に大蛇退治を命じました。

和田平太は村人に案内をさせて大蛇が棲んでいる洞穴に向かいました。

村人は洞穴が見えるところまで来ると怖がり案内をしなくなりました。和田平太はやむなくその場から村人を帰し、単身で洞穴に向かった。

大きな洞穴のまわりは古木が生い茂り、それを分け入り洞穴に入り、洞穴の奥へ奥へと進んでいくと、水が音をたてて、川のように流れていました。

背筋はひんやりして恐ろしさが身を包みました。するとそこに、岩陰に身をひそめていたのか、闇の中に突然大きな水柱といっしょに眼を光らせた大きな大蛇が現れました。

和田平太は心を鎮め、腰につけた太刀をするりとぬき、「ヤーッ」と大蛇の首に突き上げた。大蛇は「ギャー!」と大きなうなり声をあげて崩れ落ちました。

大蛇の目玉をとって源頼家に見せると、「あっぱれじゃ」とお褒めの言葉をいただきました。

大蛇が棲んでいた洞穴は、「大室山の大蛇穴」と呼ばれるようになりました。そしてこの辺りは「穴の原」と呼ぶようになったという言い伝えが残っています。
参考・大室高原の大蛇穴(編著・宮内卯守)伊東市観光協会HPより

大室山洞穴伝説
大室山洞穴

大室山とはどんな山でしょう

大室山ふもとさくらの里のラベンダー

大室山は年間を通して美しい景観を楽しめる、綺麗でお椀をひっくり返したような山です。

一碧湖周辺から通るたびに眺めていますが、インパクトの強い山で、近くに住む人の中には「大室山のパワーを感じる」と言う人もいるのです。

大室山は伊東市の「富戸」と「池」という地区の間にあり、伊東市のシンボルの標高580㍍の火山です。

山頂までリフトでいくと、火口の跡を見ることができます。火口ではアーチェリーもできます。この火口は「お鉢」と呼ぶ人もいて、直径は約250㍍、深さ約75㍍です。

最初にも書きましたが、大室山は約4000年前に噴火してできた山で、噴火のときに噴出した溶岩は、4億トンとか5億トンと推定されるそうです。

5憶トンとかいわれても想像できないですよね。城ケ崎海岸も大室山が作った自然なので、大室山をめぐる自然とここで暮らす人たちとの関りを探るとおもしろい話も出てきますよ。

昔の人たちは大室山を毎日見て、その日の天気を予想していたそうです。

昔の漁師の人たちも大室山を目印にしていたという話も残っていました。

大室山のことを神様だと拝んでいる人たちもいます。

まとめ

静岡県伊東市の大室山に伝わる民話・伝説「大室山の大蛇穴」をご紹介しました。昔から伝わる話を楽しんでいただけましたか?

大室山とさくらの里は、伊東市の景勝地中から選ばれた伊東八景のひとつで、いつも綺麗に整備されている公園なので、子供やペットと遊ぶ人たちに好まれる場所だと思います。

伊東八景は、大室山とさくらの里、オレンジビーチ、汐吹海岸、松川(東海館)、小室山・つつじ園、一碧湖、城ヶ崎海岸、巣雲山です。

それぞれ魅力あるところで、山や海、湖、高原と揃っています。

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記事作成者ch アメブロを10年以上継続しています。このブログでは年齢を重ねても前向きに。「調査し、探求し、問いかけ、熟考するのです」ウォルト・ディズニーの言葉は私の「大切な言葉」です。