どこにもいる気まぐれの「のらネコ」はなぜかふっくらとしています。
ネコ好きの人や動物好きの人がこっそりとごはんをあげているからですが、ごはんをあげると苦情を言い出す人もいるのは確か。
だってカラスは寄ってくるし、フン被害も困ったものです。
それでもこっそりとごはんをあげる人はあげ続けるし、「動物を大切にするのは当然でしょ」と言います。
「お腹空いたよ」というような目をして寄ってくるとかわいそうな気がして、あげてしまう気持ちもわかるのですが、「餌をあげないでください」と言われると困ってしまうそうです。
ネコ好きの人は複雑な気持ちでいるのでしょう。 野良ネコを良く見ていると(観察をすると)おもしろい動きをするものだと感心してしまうときがあります。
ペットを飼ったことがないので、新鮮な発見をしておもしろがる私。 私の仕事場に来る野良ネコの名は「にゃー」。
私がそう呼んでいるのですが、にゃんとも単純に名前を付けてしまったものだと呆れてしまっています。
でも「にゃー」と呼ぶと「ニャー」と寄ってきて、この気まぐれネコはネコ好きの人があげるごはんを食べるとどこかにフラフラと行ってしまいます。
去勢手術は済んでいるようですが、人間を怖がって触らせません。 ある日、野良ネコにゃーが顔を必死にこすりはじめました。
ネコが顔を洗うと雨が降るというのはどこから来たの
にゃーがごはんを食べる間も食べ終わってからもじっと見ていると、ネコの行動がおもしろいものだと気づいたのですが、自分の唾液を前足につけて顔をこすりまくっています。
自分の前足で顔をこすりはじめること、これが顔を洗うってことなのですね。 顔をこすり、また前足を舐めて、また顔をこするということを何度もしています。
なぜ顔を洗うのでしょう。
ネコのひげはレーダーなのです
ネコのひげは大事なレーダーであり、ひげや触毛が低気圧の関係でベタベタして来たり、雨なので湿度が上昇してくると、感度が鈍り張りもなくなってしまいます。
今は人間に大切にされているネコが多いですが、本来ネコは外で狩りをしているのです。
現代ではネコも狩りの成功率は低くなっているようですが、狩りでもひげは大事な役割を果たしています。
ネコはひげを整えるために顔を洗っているのです。 にゃーは雨の日はごはんを食べに来ないときもあるので、雨を嫌がっているようです。
雪が降って少し積もったときはおもしろかったですよ。 いつだったか雪が降った日は、雪の上を歩く姿がおもしろかったです。
ごはんを食べたあと、前足を高く上げてズボッ!また前足を高く上げてズボッ!それを繰り返しながら自分の帰る場所に戻って行きました。
顔がかゆい
ネコだって顔がかゆくなります。 皮膚炎の可能性もあるので、飼い猫でしたら病院につれていってあげる方が良いそうです。
ノミやダニがついている場合もあります。 飼い猫でしたら処置をしてあげた方が良さそうですね。
ネコと天気の俗信
今は大切なペットとして飼われている猫ですが、昔はネコはねずみ捕り用に飼われていて、人と共に生活をしてきた家畜でした。
だからネコに関する俗信もたくさん残されています。 それも天気に関係するものが多いです。 俗信とは、
俗信(ぞくしん)とは、社会において広く流布され伝承されてきた、ものごとの捉え方や考え方、また考えられた内容を言う。Wikipediaより
メジロを追うネコがいますが、メジロの動きは素早いので、ただの遊び相手なのではないかということです。
猫が走り回ると日和となる。(晴れた良い天気になる) 猫がそわそわすると嵐が来る。 猫があおむけに寝ると雨が近い。 顔を隠して寝ると雨。
猫と雨のことが多いのは、猫は気圧とか気温の変化に強いストレスを感じるからだとも言われています。
老猫の霊力
昔は老猫は神通力があると恐れられていました。 人の言葉や行動を理解するからです。 俗信では、
死人の上を猫がまたぐと死人が立ち上げる。 赤ん坊の寝ている部屋に猫を入れるな。 猫を殺すとたたられる。
とかがあります。 少し気味が悪いということでしょうか。
のら猫の「にゃー」はだいたい決まった時間にごはんを食べに来ます。
「おまえなんて好きではないよ」 みたいなツンとした顔をして、雪が降っても雨が降ってもちゃんと来るのです。
ネコをかわいがる人は増えているようですが、生きているのですから飼う場合も餌をあげる場合も人間としての責任を果たしてあげたいですね。
【猫の雑学クイズ】「猫が顔を洗うと〇〇」の〇〇に当てはまる言葉は? (2021年8月31日) – エキサイトニュース https://t.co/XyFVEVcYrR @ExciteJapanから
— 神天 神川 (@MOIhC8ITLdbxRRl) August 31, 2021
