山梨県北杜市の金生遺跡(きんせいいせき)はパワースポット大好きな大人のカップルさんにオススメしたいスポットです。
約2500年前の縄文時代晩期には八ヶ岳山麓には多くの集落が点在していました。縄文文化を感じられる大人のパワースポットです。
国指定の史跡、金生遺跡は祭祀を行った場所であり、男性のモノのように加工された石棒が残されています。
標高約八百六十メートルの高原に位置し、周囲は八ヶ岳、富士山、甲斐駒ヶ岳と素晴らしい景観に囲まれています。
歴史や文化を体感するパワースポット巡りはワクワク感がたまらない!
景色の良さは癒しであり、謎の石棒は歴史と縄文人の生きるための力を感じることができるパワースポットと言えると思います。
金生遺跡では円形石組を見ることができます。
Contents
山梨県北杜市の金生遺跡(きんせいいせき)の用途不明?の石棒

昭和五十五年(1980)から発掘調査が行われ、住居跡三十八軒配石遺構が五基、集石遺構三基、石組み遺構十六基、日用品や土製耳飾などの装身具なども発見されています。
祭壇や土偶などから縄文時代晩期の生活の様子が想像できるでしょう。
イノシシ・シカの骨などが多数発掘されてる
遺跡の一箇所、土坑内から生後八ヶ月ぐらいのイノシシの幼獣の下顎骨が出土していて、115体も発見されたそうです。
これは宗教的な儀式が想定され、狩猟儀礼や農耕儀礼が行われていたとされています。
縄文文化は後期から晩期に人工減!?
縄文時代後期から晩期の約2500年前は寒冷化により人口が激減して、文化的にも衰退したと考えられています。
遺跡などから人工減は推定されていましたが、遺伝子解析からも裏付けられたという縄文時代の終わりから弥生時代にかけて急激な人口減少があった DNA解析で判明こちらのサイトは興味深いものなのでご紹介します。
世界的にも寒冷化が進んでいたということです。寒冷化によって食糧難により人工減につながりました。
約2500年前の縄文人の生きるためのたくましさ
寒冷化が進んでいるこの時期の遺跡の大きさは幅が約十メートル、長さが約四十メートルという大きさ。
住居跡は竪穴がない構造となっており、土壁構造の住居が復元されています。
石の中には八ヶ岳山麓には存在しない花崗岩などが出土されているので、約十キロ離れている釜無川から運んできたものだと考えられています。
用途不明?石棒

石棒は縄文時代前期の後半から作られていたようですが、なぜこのようなものが作られたのかは不明。
金生遺跡からの出土遺跡は200点を越える土偶や石棒、石剣などがあり、土偶や石棒は用途不明ということです。
石棒は初期のものは、手に乗るくらいの大きさで、だんだんと大型化していきました。
このような石棒は住居内に祭壇のように立てられていたり、縄文時代晩期には、写真のように住居の外に持ち出されて、配石の中に置かれるようになりました。
石棒に秘められた祈りは何だったのでしょう。
象徴的造形物に託した願いなのか?
あなたの近くの神社などにも残されているかもしれない石で作られた象徴的造形物は、大昔の人たちが遊びで作ったものとは言えないのです。
私が実際に行ったわが町の小さな神社には石でできた女性のモノが祀られていて、子供が授からない女性がお祈りをしたと伝えられています。
わが町の岩石海岸に行ったときに、男性の象徴的造形物の岩がありました。近くに住む人に「女性のモノはないのですか?」と聞くと、「あっちにあるよ」と教えてくれました。
いつの時代からそのような岩が祀られてきたかはわかりませんが、「昔から子孫繁栄を祈ってんだよ」とその人は言ってました。
大昔の人たちは、自然の力で作られたものを利用したり、自分たちで作ったりして、偉大なものとの一体化を子孫繁栄と繋げたのか、象徴的造形物に託した願いというものがありました。
象徴的造形物は生命を生み出すもの、偉大なるものとして捉えられ、昔話にも良く登場します。古事記や日本書紀にも出てきます。
日本だけではなく、世界中にこのような話は残されています。これを単純にいやらしい話として捉えてほしくはないです。
金生遺跡の石棒は象徴的造形物を崇拝すること?
金生遺跡の石棒は象徴的造形物を崇拝することとは公認されていないので、用途は不明ということになっています。
晩期には野外に持ち出されているので、個人や家族だけでなく、集団で祈りをしていたのか?
また農耕儀礼が行われいたとも考えられるそうで、農耕労働と生命の誕生をこの時代から同一視していたといえるのか、正直、わからないことばかりです。
(NGワードで引っかからないために言葉を換えているところがあります)
Googleマップクチコミより
縄文時代の遺跡ということでタイムスリップしたような感覚になります。昔こんな生活をしていたのを思い出すかのような。。。
入口の石棒は生命の象徴ですね。パワーを感じます
縄文人は、この景色を見て何を思ったのだろう。
冬の早朝をオススメします。
圧倒的にキレイ。朝日を浴びる富士山。この場所は、雪はあまり降らないが、標高が高くとても寒い。キレイな水は近くにある。獣もいる、石灰を含む豊かな土もある、しかしながら、冬の食料事情を考えると、この場所に留まるのは、生命に関わる。
でも、ココで生活したのは、、、この景色に感動するからかなぁと夢想した
縄文時代はのどかな田園地帯ではなかったと思いますが、キレイな水や豊かな土、イノシシやシカも群がっていたようです。
おわりに
山梨県北杜市大泉町谷戸にある金生遺跡は見学自由ですので、大人のパワースポット巡りにいかがでしょうか。
いつの時代でも言えるのかもしれませんが、生きていくために、子孫を絶やさないために、必死だったように感じます。
前もって調べていくのも良いかもしれませんが、この時代はいったい何があったのだろうと想像を膨らませると楽しくなりますね。
私たちのご先祖様は自然の恵みに感謝し、敬ってきました。巨木、巨石、山、海が「神様」だったのです。豪華な旅行も良いですが、ひっそりと聖なる地を巡り、自然の神様に感謝する旅もいいですよね!
私の住む町にはまだまだ聖なる神様が残されていて、ひっそりと大切にする方達がいらっしゃいます。大切に大切に守ってくれています。
金生遺跡では約2500年前の縄文時代晩期の人たちの生きるたくましさ、自然と一体化で生きてきた様子を感じることができます。
参考資料・巨石巡礼(著・岡田謙二)
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