伊東市の宇根展望台(うねてんぼうだい)は台風による影響を受けましたが見事に復活しました。
何度も歩いているところですが、汗だくになって展望台にたどり着くと、すがすがしい景色を見ることができます。
ストレス解消に宇根展望台(うねてんぼうだい)までウォーキングを行いました。
宇根展望台(うねてんぼうだい)まで歩いてみました
約4000年前に大室山(伊東市)が噴火して溶岩流が海に流れ込みできた海岸です。
伊東市富戸の海岸と城ヶ崎海岸に流れ込んだ溶岩を見ることができます。
何度かウォーキングを行っていますが、いつも人がいない静かな地域で景観もバツグンの所が気に入ってます。
駐車場が無いので富戸漁協の方に車を停めて(地元の人に許可を得ています)、宇根展望台まで歩き、戻ってくるという軽いウォーキングとなります。
今回車を停めた場所は、釣りで訪れていた地元の人が「自分はもう帰るから、ここに停めるといいよ」と譲ってくれたのでラッキーでした。 近くに駐車場はありません。
江戸城に運ばれた築城石
もう何度も築城石のことはブログに書いていますが、カメラを持って歩くと健康のためのウォーキングというよりカメラウォーキングとなってしまいます。(笑)
この石の写真は撮りたくなっちゃうのですよね。 穴があいていますよね。
昔々、クサビを使って穴をあけて石を割ったのです。それを江戸城築城のために海岸から江戸まで舟で運ばれました。
何度も書いていますが、この巨大な石を見ると石を割ったり運ぶ人達は大変だっただろうと思ってしまいます。
付近の海岸にはこのように切り出された石が所々見ることができます。 海岸沿いを歩いていきます。
産衣石(うぶぎいし)
伝説が残っている大きな石があります。 産衣石(うぶぎいし)と言われていて伝説が残っています。
源頼朝と伊東祐親(いとうすけちか)の三女、八重姫の間に産れた千鶴丸の悲しい伝説です。 伊東祐親(いとうすけちか)は平家の管領であったので、このことが平清盛に知られては一大事なことになると、千鶴丸を伊東の八代田の川に石をつけて沈めてしまいました。 立派な産衣を着ていた千鶴丸は富戸の海岸に流れ着き、釣りをしていた甚之右衛門が見つけて大きな石の上に安置して葬った。 この石は産衣石と言われるようになった。
竜宮神社
伊東市富戸にある「三島神社」の相殿に祀られている「千鶴丸」と二年に一度御神幸が行われています。
竜宮神社は「産衣石」をいつも見ているような小さな神社なのです。 このような歴史も感じながら、景色の良い所のウォーキングは一生懸命に歩くとは言えませんが、ストレス解消になります。
普段からストレス多い環境で過ごされている方にはオススメです。
宇根展望台まできました。(一番上の画像) 下を見下ろすとちょっとだけスリリング。
柱状節理を見ることができます。 火山の噴火でできた現象で溶岩が柱状になって固まっています。 反対側を覗くとこんな感じです。
ウォーキングの距離としては大したことが無いのですが、景色を見たり、写真を撮ったりして楽しめますよ。
このような歩き方は高齢の元気な方でしたら可能だと思いますので、天気の良い日は歩いてみてください。
家に帰ったら手洗いとうがいをするように心がけた方が良いですね。
気持ちが落ち込むと心的ストレスで免疫力が低下してしまうので、それは避けたいですよね。 こんな道に咲く雑草の花も撮りました。
何という名の花かは分からないのですが可愛かったです。
「タンポポのように強くなりましょう」と言う人がいますが、本当にタンポポの根って強くて抜くのに力が必要です。 そんなタンポポの種が「飛びます、飛びます」↤フルッ
楽しみ方いろいろウォーキング
脳科学者の茂木健一郎さんは身近な自然が脳の本能を呼び覚ますとおっしゃっていました。 自然が脳と免疫力にすごい効果を与えると「PHPからだスマイル2020・3月号」に書かれていて、本当にそうだと思いました。
現代は室内で過ごしたり、テレビやスマホの画面を見たりする時間が長いため、無理が出てきてしまいます。 自然に触れることで、遺伝子にある自然と共存してきた記憶を呼び覚ませば忘れかけていた脳の働きや機能を元気にすることができるのです。PHPからだスマイル2020・3月号茂木健一郎
頬に触れる自然の風は心地よく、鳥の囀りも心地よく、深呼吸できるということは幸せなこと。 最近は特に感じます。
テレビばかり観ていると気が滅入るときもあると思うので、豊かな自然に触れることを取り入れてみることが大事だと思います。
今回はウォーキングでもカメラ中心でしたが、一生懸命歩くウォーキングでは達成感を感じます。