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離婚したいと思ったら覚悟と体力を身につけて怒りをパワーに進めることが大事

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熟年離婚という言葉があるように、中年になってから別れることになる夫婦も多いといいます。私の友人もその一人で、長年連れ添った旦那さんと離婚をしました。

詳しく別れた理由を聞くことが出来たのは、その離婚が成立してからの話ですが、とても大変だったようで「頑張ったね」としか言えなかったです。

「離婚したい」と思うまでには色々と考えることがあったようです。

離婚したいと思ったら覚悟と体力を身につけて怒りをパワーに進めていくことが大事ですね。

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離婚したいと思ったら覚悟と体力を身につけて怒りをパワーに進めることが大事

離婚するということはかなりのエネルギーを使います。

人生において窮地に陥り、どうして自分ばかりこんな目に遭うのか、どうして悪条件ばかり重なるのかなど上手くいかないことが続くことはあります。

誰でも大変な体験を経験することはあると思います。chの友人の中には離婚を経験した人が何人かいます。

幸せになるはずが介護という地獄が待っていた友人

幸せになりたいと思ってしたはずの結婚が「こんなにつらいことになるなんて思っていなかった」という言葉から友人の離婚話は始まりました。

原因は旦那さんのご両親の介護と旦那さん自身の浮気です。

友人は義家族である旦那さんのご両親だけではなく、その親である祖母の介護もしていたといいます。

祖母は優しく、介護をしてくれている友人に対してもいつも感謝の言葉をくれていたそうです。

「ありがとう。たまには遊んでおいで」という優しい言葉だけでも、介護をして良かったと今でも思うといいます。

もちろん旦那さんのご両親も「いつもありがとう」と言ってくれていました。ただ、旦那さん自身はほとんど何かを言うということがなかったようです。

介護をしているといつの間にか身なりもあまり構わなくなりました。

食事をしっかりと作って、それぞれの家族に食べさせるだけでも大変です。

しかし旦那さんは介護をして友人に向かって色々と文句を言っていたといいます。

多分、この頃にはもう浮気をしていたのでしょう。

働いてはいるものの、自由にお金を使い、自分自身のことだけをかまっていればいい愛人の女性と、介護で疲れながらも、家族のために家事をこなす友人とではどちらが綺麗な格好をしているかなんて考えるまでもなくわかります。

ここまで聞いて、私は今更ながらに友人の旦那さんに怒りを感じました。

「自分の親の面倒は自分たちでみよう」と言っていたのは旦那さん自身だったからです。

これは私も直接聞いた話です。

結婚式が終わってからお祝いの言葉を改めて伝えたとき、籍を入れる前に話し合ったと言っていたのを覚えています。

しかし実際に介護問題が起これば自分は働いているからと言って介護から逃げ、その挙句に浮気をするなど言語道断です。

しかも、祖母の介護は本来なら義両親と旦那さんが話し合って施設に入れるはずだったといいます。

しかし、それを旦那さんと義母が自宅でみてあげたい、と言い出したことから友人が仕事を辞めて介護をするようになったというのです。

介護をしている嫁よりも綺麗なだけの愛人を選ぶ旦那

「幸せにしてもらうの」と夢見て結婚をする年齢ではありませんでしたが、まさか3人も介護をするとは思わなかったと友人は言っていました。

離婚を後押ししたのは、愛人の女性から送られてきた手紙だそうです。

長年連れ添って、しかも義家族3人もの介護をした友人に向かって家政婦呼ばわりした内容のものだったらしく、まだ若い愛人だったからこそ書けるようなものだろうと苦笑いしていたのを覚えています。

私だったら絶対に許せないだろう、そんな内容の手紙を、後押しされたと考えられる友人は疲れていたのだろうと思います。

手紙は浮気をしていた証拠なのできちんと保管し、介護をする前に働いていた貯金を崩して興信所を頼んだと言います。

最後に介護をしていた義父からも、旦那さんのことで謝罪されていたそうです。

義両親は自分の息子の浮気を知っていたのかもしれません。

今となってはどうでもいいと友人は言っていますが、自分の息子を叱りつけることが出来なかった義両親はどんな気持ちだったのでしょうか。

離婚を進めてきたのは義父だったと言います。

「もういいから、今までありがとう。もういいんだよ」と言われたことから離婚を決めたそうです。

私だって幸せになりたい、とそう思ったらすぐに離婚をすることを決めることが出来たそうです。

小娘からの挑戦状にキレた友人の決断

離婚の原因は旦那さんの介護義務を怠ったこと、そして浮気なので、どうすればきちんと慰謝料をもらえる離婚が出来るのかを調べたそうです。

進め方を間違えると慰謝料がもらえなかったり、減額することになりそうなのでそれは嫌だったと言っていました。

もはや愛情ではなく憎しみに近い感情しかなく、旦那さんだった人を痛めつけてやりたいという気持ちが強くなったそうです。

聞いていた私でも歯がゆかったり、悔しいと感じるのですから張本人である友人はそれは強い怒りがあったのでしょう。

離婚をしたいなら勢いよりも怒りが必要なのかもしれない

「離婚は結婚よりも気力も体力も必要になる」と言われています。

勢いのままでも出来る結婚とは違い、離婚は出来上がっていたものを破壊していく作業だからだそうです。

家庭を大切に出来る人だと思っても、離婚をするときにはなんでこんな人と結婚していたのかと後悔するのです。

私の友人は、実に10年以上の結婚生活を介護をすることで終わらせていました。

離婚は結婚よりも疲れるというのは、話を聞いて確かだと思いました。

 

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