昔々の動画

朝鮮のむかしばなし「さんねん峠」(動画)をご紹介します

小学校国語教材にもなった朝鮮のむかしばなしの「さんねん峠」をご紹介します。

作者 李錦玉(リ・クムオギ)挿絵 朴民宜(パク・ミニ)「新・創作絵本21 さんねん峠 朝鮮のむかしばなし」

李錦玉(リ・クムオギ)さんは1929年生まれの在日作家で、朝鮮の民話、再和などを手がけ、現代文学作品の翻訳もされている方です。

日本の民話や伝説も似たような話が残されていて、どこの地域で作られたものか、誰が語っていたものか、追求している方たちもいらっしゃいますが、ここではこの話の内容のおもしろさだけを感じたいと思います。

YouTube動画は mayu ko さんからお借りしました。

朝鮮のむかしばなし「さんねん峠」(動画)をご紹介します

作者は李錦玉(リ・クムオギ) 1929年大阪生まれの在日作家。

詩の創作や朝鮮の民話の再話、現代文学作品の翻訳などを手掛けています。

三年とうげ(さんねん峠)ってどんな話?

ある所に三年とうげと呼ばれるなだらかなとうげがありました。

それほど高いとうげではなかったのですが、春には春の秋には秋の美しい眺めができる、誰でもため息が出るほどのとても良いところです。

三年とうげには言い伝えがありました。

「三年とうげで転んだならば三年しか生きられぬ」なので三年とうげをこえるときは、みんな転ばないようにおそる、おそる・・・歩きました。

ある秋のこと、一人のおじいさんがとなりの村へ反物を売りにいきました。

そして、帰り道に三年とうげにさしかかると白いすすきの光る美しい眺めにうっとり。腰を下ろして一息入れていました。夕焼け空がだんだん暗くなってきました。

「三年とうげで転ぶでないぞ。三年とうげで転んだならば三年しか生きられぬ」とおじいさんは急ぎました。

ところがたいへん! おじいさんは石につまづいて転んでしまいました・・・

おじいさんは自分の寿命があと三年と思い、ごはんも食べることができずにとうとう病気になってしまいました。

おじいさんの病気はどんどん重くなり、村の人たちも心配しました。

そんなある日のこと、水車屋のトルトリが見舞いに来ました。「おいらの言うとおりにすればきっと治るよ」と言いました。

「それは、もう一度三年とうげで転ぶんだよ」
(さんねん峠より)

さあ、どういうことなのでしょうね。続きは動画をご覧ください。

さんねん峠 作 李錦玉/ 絵 朴 民宜 動画

そうか・・・そういうことか。これだったら一生生きていられる!?

そんなことはないのでしょうけれど、だから昔話はおもしろいのです。

その時々の時代の様子や考え方など昔の人がちゃんと教えてくれています。「そんな昔のことなど・・・」と思う人もいるかもしれませんが、その時代はどういうことに感動していたのか、どのようなことに悩まされていたのかなど知ることができておもしろいです。

韓国の歴史ドラマを観ていても感じることですが、家族や自分の国を愛して力強く生きている人たちがいます。
国が違い、時代も違っても力強く生きようとする姿は同じです。

日本昔話は子供の頃から良く読んでいましたが、話の裏に奥深い意味を感じて引き込まれてしまいました。

大人になってからも民話・伝説には奥に深い意味があり、それを探ることの楽しさは推理小説を読むことと同じくらい魅力を感じたのです。

日本だけではなく、世界中で昔話の数々はずっと地味に語り継がれていると感じています。

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c.h
記事作成者ch アメブロを10年以上継続しています。このブログでは年齢を重ねても前向きに。「調査し、探求し、問いかけ、熟考するのです」ウォルト・ディズニーの言葉は私の「大切な言葉」です。