「やりたくないなぁ」とか「面倒だな」「明日やろう」と思って、やらなければならないことを先延ばしにしてしまう先延ばし症候群の人は少なくありません。
先延ばし症候群の人とはやらなければならないことを先延ばして、「後でやる」といつも言ってしまう人。
特別な理由がある場合は別ですが、明確な理由もなく先延ばしをしてしまいます。
主婦の場合は、家事を「後でやる」と先延ばしにすることも珍しくありません。食後の食器の後片付けをいつまでもやらなかったり・・・いますよね?
でも、先延ばしにしてしまうとギリギリになって焦ったり、仕事関係ですと、期日に遅れてしまったり、トラブルが起きたりする可能性が高くなってしまいます。
先延ばしにしてプラスになることはゼロに近いと言えますよね。
やらなければならないことは溜まるだけとなりますね。
ということで今回は、なかなかやる気が出なくて先に延ばしてしまう癖がある人のために、先延ばし症候群を治す方法をまとめてみることにしました。
自分にも当てはまるなど興味がある人は、ぜひチェックしてみてください。
Contents
先延ばし症候群【後でやることにしよう】を治す方法をまとめてみました
大人でしたら仕事や家事を後回しにしたり・・・それがたまたまでしたら構わないのですが、日常的に「後でやることにしよう」と後回しにする人っていますよね。
子供の場合は宿題や友達との約束を「後で」と後回しにしたり・・・。
このような先延ばし症候群を治す方法をまとめてみました。
自分の周囲の様々な誘惑から距離を置くようにする
やらなければならないことを先延ばしにするときって、周りにある誘惑に負けるときが多いという性格の問題もあるのかもしれません。
そのようなときは、やらなければならないことが済むまでは、誘惑に負けないようにすることがポイントです。
「そんなことはわかってる!」と言うかもしれませんが、自分で「決心」をしないと先延ばし症候群は治すことはできないですよね。
誘惑はとても魅力的だから、ついそっちに気がいってしまいます・・・。本当にそう。
でも、一度誘惑に手を出したら、今やらなければならないことが先延ばしになることを忘れないでください。
誘惑に手を出さないようにするには、誘惑から距離を置くことです。
そして、強い意志が必要です。
そうするとやらなければならないことに集中できるし、「早くこれを終わらせて○○をしよう!」という気持ちになって生産性もアップすると思いますし、前向きですよね。
誘惑から距離を置くことに慣れたら、先延ばしにする癖も自然に改善できますよね。
とりあえず何も考えずにやりたいことを始めてみよう
「やらなければならないことがなかなか始められない。人の目も気になる。でも、一度やり始めたら集中できる」
というタイプの先延ばし症候群に当てはまる人は、初めの一歩が問題である場合があります。
このタイプの人は、「あんな面倒なことをやらなければといけないのか・・・」とか「時間がかかるからやりたくないなぁ」などと優柔不断でネガティブなことを考える傾向があります。
また、「うまくできるかな・・・」「何をしたら良いのかわからない」「どちらにしたら良いのかわからない」という不安を感じ、いつまでも決めることができない優柔不断タイプです。
だから、始めるまでにためらってしまいがち。
とは言っても、最終的にはやらなければならないですし、やり始めたらサクサクとできちゃったりするのですよね。
「やればできるじゃない!」と自他共に認めることに。
このパターンでは、とりあえず何も考えないようにして始めるのがコツです。
何も考えないのがどうしてもムリな場合は、「とりあえず30分だけでもやってみよう」「今日は挑戦してみよう」という気持ちで始めてみるといいです。
そうすれば、スイッチがオンになってスムーズにはかどりますよ。
周囲の人に期日を伝えて忠告をしてもらうなどの協力をしてもらう
先延ばしにしてしまうことに悩んでいる人は、周囲の人の力を借りるのも良いと思います。
「○日までに、必ずタスク(やるべきこと)を仕上げるから!」ということを周りの人に話すのです。
そして、その期日に対してタスクが進んでいなかったら、忠告するようにお願いしておきます。
この方法を取ると、タスクを終わらすことは自分だけのことではなくなりますよね。
だから「タスクを早く終わらせなければ!」という気持ちになるので、先延ばしにすることが防ぐことができます。
ラッキーな場合は、周りの人がタスクを助けてくれることもあるかもしれません。
期限から逆算してスケジュールを作ってみる
先延ばし症候群の人は、なにかと自分の中で「今、やらない」理由をつけたり単純に「やりたくない!」という気持ちだったりして、取り掛かるまでの時間が長くなります。
そして、慌ててタスク(やるべきこと)をしないといけないことになります。
最悪の場合は期限までに間に合わなくなることも。
そこでおすすめなのが、逆算したスケジュールを作ることです。
「〇月○日○時までにAとBを終わらせなければいけないので、Aは○日までに終えてBは○日までに終えて○月○日に最終チェックする」などの逆算したスケジュールを作ってみます。
提出期限などから逆算してスケジュールを作ったらやる気が出やすいかもしれません。
また、優先順位もわかりやすくて便利ですよね。
「それができたら苦労しないよ」と思う人もいるかもしれませんが、「必ずやる」と決めないと気持ちがグラグラしたままになってしまいますよね。
おわりに
先延ばし症候群を治す方法についてご紹介してきました。
他にも心配性で先のことを心配しすぎて、ネガティブなことばかりを考えすぎてしまい何もできなくなってしまうということも先延ばし症候群に当てはまりますよね。
また、「今」という現実から逃れたい場合など、物事を先延ばしてしまうことも考えられます。
良く言う「現実逃避」という現実から少しの間でも逃れたいと行動です。
現実逃避はとにかく今は面倒なことを先延ばししていたいと思ってしまうのですよね。
現実は逃げてばかりはいられないので、自分が取り組みやすいものから始めて、先延ばし症候群を改善してみてくださいね!
何でも完璧にやろうとすると失敗をしたときのことを考えてしまい大事なことが後回しになってしまうかもしれませんよね。
「失敗は成功のもと」と言いますし、小さな失敗は何度も繰り返しますよ・・・。