私は学生の頃からマイケル・ジャクソンが好きで良く曲を聴いていました。
彼の曲を聴くと心の底から楽しくなり、真似をして踊ったりしたものです。
彼が亡くなったときはすごくショックで、どうして急に亡くなったのか信じられない気持ちでいっぱいになりました。
2009年3月に急に亡くなりました。ワールドツアーが開催されることになっており、不眠症だったマイケルはプロポフォール(麻酔薬)を投与して、これが原因で亡くなったそうです。
マイケル・ジャクソンは、いろいろと整形を繰り返していたようですが、私は整形前の方が良かったと思っています。
年齢を重ねながら見た目も渋く老いてほしかったと思っています。
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マイケル・ジャクソンには年齢を重ねても美しく老いてほしかった
歌も踊りも素晴らしかったし、あれほど人気もあったのに外見を気にしすぎていたような気がして、TVで見ておかしくなっていく姿が非常に残念でした。
白くした肌や整形した鼻などを見ると、美を追究しているのか変な方向に進んでいるような気がしていました。
高濃度酸素入りのカプセルに入って寝るなど、どこにいこうとしていたのか。
ワクワクさせてくれた歌声も聴くことができなくなり、多くの人が嘆いているのに、あの時にマイケル・ジャクソンの心は少年を追っていたという。
人はそれだけ才能があれば十分だと思っても、本人は「こうでありたい」自分を追ってしまったのかも知れません。
人の心は複雑だと改めて思いました。
女優さんも顔が変わっていく
女優さんをテレビで見て、「あれ!?顔が変わった」と思うときってありませんか?
少しなら良いのですが、徐々に「おかし度」がパワーアップしている。「おかし度」というのは、「おかしな顔」ということです。(笑)
テレビに出る女優さんがシワシワなのもおかしいかも知れませんが、やり過ぎていくのはどうかと思います。
だんだん引きつったような表情になっているように見えます。
白い歯が流行った(?)ときは、芸能人の方の歯は白いし・・・みたいな。
テレビで観ると顔とのバランスが完全におかしいと思われる人もいますが、もちろん素敵な人もたくさんいます。
年齢を重ねていくとどうしても避けられない老化現象。マイケル・ジャクソンのように外見への強迫観念も厄介なもので、何とかしたくなるのでしょうね。
それは良く分かりますが。
私もアンチエイジングで若返りなんて化粧品を見ると、疑うことなく値段にも寄りますが買ってしまいます。
IKKOさんがオールインワンコラリッチEXひとつで6役「これ一つでお肌ウルウル」なんて言えば、美しくなることを信じてTELしてしまいます。
ドラッグストアに行くと、いろいろなものがそろっていて、シミに効果があるなんて書いてあると、よ~く説明書きを読んでしまいます。
あ~でも、
老いは必ず訪れるものだと自覚することも必要なのですよね。
「年齢よりも少し若い、何となく綺麗、魅力があるよね」で良いと思います。
マイケル・ジャクソンはどうして外見に拘ったのだろう
50歳ぐらいで亡くなったと思いますが、若いのに解剖の結果は薬に支配されていたということです。
白斑症を消すための漂白剤、髪の毛はほとんど無くなり、整形した鼻は崩れかかっていたといいます。
メイクには時間を使い、不安神経症だったそうです。
素晴らしい歌と踊りに魅了されている人達が多くいたのに、どうして外見をそこまで気にしてしまったのでしょうか。
何もしなくて上手に歳を重ねてほしかったと思います。きっと年齢を重ねて素敵になっていったのではないかと思うから。
細胞を若く保つために高濃度酸素入りカプセルに入って寝ていたといいますが、それは若さを保つためだけだったのでしょうか。
歳を取りたくなかったのかな。
若く見られたいということだけでなく、子供の世界にいたかったのか、そんな気もします。
ビッグスターでもそれなりに大きな悩みと葛藤と戦っていたのかも知れませんね。
私みたいな凡人から見ると、素晴らしい方々も大きな悩みを持っていたりしますもの。
ーまとめー受け入れることが必要なんだな
外見が崩れてきたり、肌が荒れてきたり、足腰が弱ってきたり、目は老眼でかすんで見えるとか良いこと一つもないじゃないって思うかも知れませんが、
積み上げてきた経験はとても貴重です。
困ったご近所さんがいるのですが、スーパーではお店の人と喧嘩してきて、どこに行っても敵を作ってくるという「おばさん」ですが、なぜか私の母親の言うことには従うのです。
東京から引っ越してきたその方は田舎の人をバカにするようなことを言います。
職業も肉体労働者は嫌いなようで、ズケズケとはっきりと言って、周囲の人に嫌われています。
私の母親はこの人に「そんなことを言ったらだめだよ」と自分の経験からこの変わった人にアドバイスをしていて、この「おばさん」も私の母親の言うことには従うのです。
「近所の誰にも相手にされない人が自分の言うことには従う」それを私に誇らしげに報告する母親は何となく嬉しそうでした。
老いて積み重ねてきた経験でアドバイスができるというのも、魅力の一つなのではないでしょうか。
外見へのコンプレックスや老いの悲しさもあるけれど、お金持ちで頑張って顔をいじくってもおかしくなることもあるし、老いを認めることも必要かなと思います。
でも諦めるのではなくて、できる範囲で若さを保つ努力も必要だと思います。
マイケル・ジャクソンは子供のように純粋な心のままで大人になって、少年を維持していたかったのかな・・・。
