静岡県伊東市の小室山公園つばき園にフォト散歩に行きました。
この時期は多くの種類のつばきが開花し、鳥のさえずりやリスの散歩も見ることができるかもしれません。
リスは自然に寄って来たと思うので、人が騒がしいと姿を見せてくれません。
約1000種約4000本の椿観賞を楽しむことができ、イベント期間中はつばき館も開館しています。
小室山公園つばき園には多くの種類の椿がありますが、「やぶ椿」は身近で良く見かけますよね。
やぶ椿の花言葉は「控えめな美」や「気品」など、上品さや気品を象徴しています。
椿は日本の伝統的な花であり、美しさと強さを象徴しています。つばきの花言葉は「高潔」や「気品」などがあります。
この花は、日本の文化や歴史の中で重要な役割を果たしてきました。例えば、武士や貴族が身につける家紋につばきの模様が使われたり、古典文学や絵画にも頻繁に登場します。
公園内には東屋もあります
散歩をしたり、つばき観賞を楽しんだあとは、東屋で少し休憩もできます。
椿の花はポトンと落ちていて、不吉だと嫌われることもあるようですが、これは江戸時代に椿ブームが起こって人気が出たので、武家の人達が町民の間で起こった争いを止めるために流した噂だとも言われています。
つばき館
つばき園の中には「つばき館」がつばき鑑賞会の時には開館していて、お雛様も展示されています。
一輪挿しの椿や水盤などに飾られた椿を楽しむことができます。
昔から親しまれていた椿の効用
良く使われる椿油(伊東市では専門店もあります)は、やぶ椿の種を乾燥し、砕いたものを蒸して搾油して作ります。
髪につけるとツヤツヤになり、潤いを与えます。
椿油は食用としても使われ、悪玉コレストロールを減らす効果や善玉コレストロールを増やす効果があるようです。
やぶ椿は日本の文化や風習にも深く根付いており、茶道や花道などの伝統的な儀式や行事で重要な役割を果たしています。そのため、やぶ椿は日本人にとって親しまれる植物であり、その魅力は多くの人々に愛され続けています。
小室桜(こむろざくら)も開花していました
春の訪れを告げる美しい「小室桜」も開花していました。
桜の美しさは短い間だけ楽しめることもあり、その儚さから別れや終わりを連想させる側面もあります。
桜の魅力は優雅な花びらの色合いや形状だけでなく、日本人にとっての特別な意味や文化的な重要性にもあります。例えば、桜の花見は日本の重要な行事であり、人々が家族や友人と一緒に桜を楽しむ風習があります。
おわりに
伊東市の小室山公園つばき園では昔から愛されてきた椿たちと小室桜が迎えてくれました。
多くの人に感動や希望を与える象徴として親しまれています。
桜の魅力は、その美しさだけでなく、日本の文化や人々の心に刻まれる特別な存在として多くの人々を魅了していますが、小室桜ももっと多くの人たちに知ってほしいと思います。