青空の広がる土日となると、街のあちらこちらでおしゃれな格好をした「歩く人」が増えてきたと感じています。
それぞれが目的を持って歩かれているのだと思います。
ただ2本のポールを持って歩くノルディックウォーキングをする人は私の周辺ではまだ少ないかなと感じています。
ノルディックウォーキングはフィンランドのクロスカントリーの選手が1930年頃から夏場に行っていたトレーニングです。
ポールを使用して歩いたり走ったりして生まれたスポーツです。
日本では1994年頃から広まってきました。ただのウォーキングより、2本のポールを使うことにより、下半身だけではなくて上半身の筋肉も鍛えられます。
正しく行えば、肩こり予防や目の疲れ、腰痛予防にも効果があるということで、何となくのウォーキングより全身が鍛えられるというわけです。
他にもプルプルと揺れる二の腕ふりそでの引き締めにも良いのです。
健康づくりのノルディックウォーキングのことを書いていきます。
Contents
ノルディックウォーキング、高齢者ポールで上半身も鍛えて健康づくり
年齢を重ねると振り袖は着ることはできませんが、(普通は)なぜか腕にはプルプルと揺れる二の腕のふりそでが目立つ人が増えてきます。
ペットボトルを使ったストレッチが良いと聞きましたが、続けなければ効果が出ません。
ポールを持ってウォーキングを行うと、姿勢も良くなり、普通のウォーキングではほとんど動かすことのない上腕三頭筋を使うことにより二の腕が引き締まってきます。
背筋を伸ばして仲間とテンポ良く歩くと、腕を大きく振る必要もないので、自然に動く腕を少しだけ後方に押し出すように振ると良いそうです。
仲間と歩くとそれだけでも楽しくなってきて、見た目も揃っているとかっこいいと思います。
だからポールを持って歩くノルディックウォーキングが良いのです。
私は普段はカメラウォーキングが中心なので、しっかりとウォーキングは緊張します。
ポールの選び方
ポールの選び方は、実際に使ってみて選んだ方がベスト。
どのようなポールが良いかといいますと、
健康のためのウォーキングでしたら、先端の細いもので、ストラップも細いものが良いです。
親指をグリップの上に乗せて、中指、薬指に力を入れて、人差し指と小指は添えるだけです。
(こんな感じのイメージ)

一人で歩くより一緒に歩く仲間がいると楽しくウォーキングができそうですね。
実際に体験ウォーキングに参加しました
準備運動
準備運動ではポールを使い、全身の筋肉をほぐす運動をします。
腰を大きくねじったりして背中の筋肉も伸ばします。
姿勢を正して実際に歩くようにポールを動かしてみます。
実際に周辺を歩いてみます。
まっすぐに前を向いて背筋を伸ばしていざ、少人数の体験ウォーキングに出発!
心地良い
初心者は歩き方がぎこちなくなるのは当然だと思いますが、あまりにもおかしかったので、自分で自分のことを笑ってしまいました。
頭では分かっているのに、体が思うように動かないってどういうこと!?(笑)
頭では「そのぐらい」と思っていたのに、最初はよろめいてしまいました。
少し歩くと慣れてきたので、歩幅を広げてみると姿勢が良くなり、歩くのが楽しくなります。
前を向いて大きく動くようにします。足はかかとから出し、足と反対側の手に持ったポールがちょうど両足の真ん中にくるようにします。
ポールで地面を押して、かかとからつま先に体重を移動します。
姿勢を意識して全身の筋肉を使ってのウォーキングは、だんだんと快感になってきて気持ちの良いものです。
何気なくウォーキングを行うよりも全身が引き締まった感じがして、傾斜面を上がっていくのも軽やかに動けるようになった気がしました。
健康づくりのノルディックウォーキングはやや緊張はしましたが、挑戦をしてみて思ったことは、自然とのふれ合いも楽しく、精神的にも体のためにも良い運動です。
カメラウォーキングは楽しいのですが、緩いウォーキングです。
健康づくりのノルディックウォーキングは精神的にも体のために良い運動となり、普段はあまり使わない筋肉も鍛えることができます。
続けていくと体全体がパワーアップしそうで心地良いです。
いつもポールを持ってノルディックウォーキング
まだ自分はいつもをポールを持って歩くことはできていませんが、自然を敬いながら健康のためにウォーキングを行うことができれば自分がパワーアップしていきそうな気がします。
日本の森林は国土の約70%だと言われていますが、だとすると森林をポールを持って歩きまくると心身ともに成長しそうですね。
