大型台風が私が住む街に接近したときに大変怖い思いをしました。
ゴゥー!ヒューー!! ピカッ、ザ、ザ、ザーーー強風で周囲の木々の枝が折れ、飛んできたものが我が家のドアにぶつかり、大きな音で寝ることなどできません。
停電になってしまったので、エアコンも使えない、夜中なので真っ暗で蒸し暑い。
冷蔵庫の氷も溶け始め、それどころではないはずなのに、冷凍庫の冷凍してある食品が気になったりしました。
災害に遭ってしまった方達の映像は何度も見ていて、被害に遭ってしまった方は一日でも早く回復できますように・・と祈っていました。
でもいつ自分が被害に遭うか、分からないですね。そう、思いました。
分かっていても用意していない方も多いと思いますが、絶対に防災グッズ必需品だけでも備えて置いた方が良いですよね。
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防災グッズ必需品、台風直撃で感じた絶対に用意して置くべきもの
今回台風が直撃しても我が家周辺では断水ではありませんでしたし、停電も7~8時間で回復しました。
市内では2日間が過ぎても断水が続いている所もあり、停電している所もあります。
それでも不安ではありましたし、最低限必要なものはそろえて置いた方が良いと思いました。
災害時短時間(7~8時間)の停電で必要だと思ったもの

※懐中電灯(1つではなくていくつか必要)
※乾電池 ※携帯充電器、予備バッテリー
※軍手・ゴムの手袋 ※ロウソク(我が家では使いましたが、注意して使わないと火事など危ない場合もあります)
※水・栄養補助食品など。
これは7~8時間の停電で必要だと感じたもので、長時間であったり避難所に行く場合などは最低限必要なものはもっと増えます。
停電がいつ復旧するのか?水は?もっと買って置けば良かった、など不安なことばかり。
カセットコンロ・ガスボンベを用意して置くと、電気やガスが止まっても調理をすることができますね。
経験したことがないからどんなものをそろえたら良いのか分からない、そうですよね。
ここには参考になるものが載っていました。厳選された防災グッズ 大切な離れて暮らす家族への贈り物にも良いと思いますので、参考にしてみてください。
台風の場合は接近するというのが分かるので、浴槽に水をためて置くと停電になったときにトイレの水などに使えます。
そんなこと分かっていると思う人もいると思いますが、以外と忘れてしまいます。
私は分かっていてもためて置かなかったので、軽く考えてしまっていたと反省しました。
地震の場合のときはマンションに住んでいる場合、建物の配管に損傷が起こる場合があります。
そのようなときにトイレを使ってしまうと水漏れを起こす場合もあります。
浴槽に水をためて置いても使い方に注意をしないといけないこともあるようです。 https://youtu.be/kXxc7BdmXzY
避難持出しの便利グッズ(新潟県中越地震の知恵) 市民防災研究所の池上さんのお勧めの便利グッズは、次のとおりです。 1.手回しの懐中電灯つき携帯ラジオ(携帯電話もつなげるもの) 2.包装ラップ(水のないところでも汚れた手や皿に敷く。包帯代わりや体に巻いて体の保温ができる。) 3.ビニールのごみ袋(防寒着、レインコート、トイレ代わり、ポリタンク代わり) 4.携帯用ウェットティッシュ 5.旅行用下着セット 6.携帯カイロ(お弁当に10分ぐらい抱かせるとホカホカになる。)内閣府防災情報のページ
翌朝になって分かった被害状況
我が家周辺を通る国道では倒木で道がふさがり、一時通行止めになりましたが、倒木で道がふさがってしまった所はたくさんありました。
倒木した木が家にぶつかっているのも見ました。 朝、通勤のために車で外に出ると窓ガラスが割れていたり、看板の一部が飛んでいたり、土砂崩れにより用水路がふさがり水がたまってしまった所もあります。
断水や停電、これは場所によって違いますが、完全復旧までには時間がかかる所もあります。
情報収集ツールを準備して置く
災害が起きると「情報」が遮断されてしまいます。「情報」は最も必要なものです。
情報収集の方法はどんなものがあるか調べてみました。 一つでは不安なので、いくつかの方法を用意して置いた方が良いです。
自治体公式SNS 自治体で放送をしてくれますが、風の音や豪雨で良く聞こえない場合があります。
避難指示が聞こえないと困りますので、自治体のSNS(Twitter、Facebookなど)のアカウントを前もって登録をして置くと便利です。
ラジオ 停電でも聴くことのできる電池式ラジオは貴重です。
地方放送ですと情報もリアルに入ってきます。
WEB 国土交通省の「防災情報提供センター」ではリアルタイムで雨量や河川や気象情報などのサイトへのリンクも集めてありますので、直ぐに開くことができるようにブックマークをして置くと便利です。
アプリケーション 災害が起こったときに自動で通知をしてくれるスマートフォンのアプリケーションを前もってインストロールして置きましょう。
ワンセグ放送 停電のときに使えるように、ワンセグ放送対応の受信機や機器を持って置くと役に立ちます。 ただ電波の状況が悪いと受信ができない場合もあります。
いつも持っていると安心な非常用アイテム
災害は家にいるときに起こるとは限りません。 外出しているときに災害にあっても大丈夫なように、いつも用意をして置くと良い物をまとめました。
※水・飲み物最低限に必要な水分を持ち歩く。
※携帯用モバイルバッテリー。充電切れは早いです。
※小さなライト。明かりの確保が困難になるときがあります。
※ホイッスル。閉じ込められてしまったときに役に立ちます。
※使い捨てマスク。地震などではほこりが舞い上がる場合もあります。
※栄養補助食品、飴、チョコレートなど。
私の場合は車の中に用意してあったり、バッグに常に入れてある物もあります。
その他にも防水のふろしきなどもあると便利に使うことができます。
もし断水で水洗トイレが使えなくなったらどうしよう
(上の画像は災害時にマンホールを利用したトイレですが、イメージはこのような感じです)
台風のときは断水だったので、トイレが使えない状態でした。
日中の仕事中はトイレを我慢してコンビニのトイレを利用しましたが、もし、我が家のトイレが使えなかったら・・・と思うとゾッとしました。
そのような時はどうしたら良いのでしょう。 断水や下水管の破損などでトイレが使えなくなった場合で、簡易トイレの用意ができていないときの自宅でのトイレの使い方ですが、ポリ袋や新聞紙を使います。
※トイレの便座を上げてポリ袋(大きなゴミ袋など)をかぶせます。 便座を下げてポリ袋を固定させます。
※ポリ袋などを広げて便座の中に入れます。
※凝固剤を入れます。なかったら新聞紙などを丸めて中に入れます。
※用を足します。地域の指示に従って捨てます。(防災ハンドブック参考)
レジ袋も有料になり、使わない人も増えているようですが、レジ袋もトイレに利用することができますので、少しは家に残して置くと良いと思います。
地震などで下水道が破損した場合は汚物が流れなくなるので、非常用のトイレの使い方は知って置いた方が良いです。
今回の台風で少しの間でしたがトイレに行きたいのを我慢して、とても辛かったです。
長時間に渡ってトイレを我慢するのは体に良くないので、どこでもトイレができない女性の方は特にトイレ対策を知って置くと良いですね。
浸水した場合の安全な移動ルートを用意して置く
用意して置くというか移動ルートの把握と分かりやすい地図を日頃から準備して置くと良いと思います。
たとえば避難所まで行く場合でも浸水していると、少しの高低差で大きく変わってきますよね。
地図に道の様子や危険な場所のことも書き加えて置くと、いざというときに役に立つのではないでしょうか。
一番安全そうな移動ルートを考えて置くと良いと思います。
過去に経験した、2004年10月9日台風22号のこと
2004年10月9日に台風22号が伊豆半島に上陸しました。 熱海市網代の観測所では観測史上最大の瞬間風速63.3m/sを観測しました。
この時は伊東市宇佐美地区の建物の屋根が飛ばされる住家被害が多く発生しています。
我が家は駐車場の上に2階建てとなっていますが、2階の窓を外を見たときに太い枝が飛んでいるのを見て怖くなり、いつでも逃げられるように準備をしたことを覚えています。
台風が去ったあとは倒木で道がふさがり、車での移動ができなくなりました。
豪雨で川のようになった道を運転して家に帰りましたが怖かったです。
台風が近づいてくる!家の備えを再チェックしよう
※植木鉢や物干し、自転車など野外のものは室内へ移動しよう。
※養生テープを窓に「米」のように貼る。(ガムテープを貼ってしまうと剥がすのが大変になります) 段ボールを貼っても良いです。
※非常用持ち出し袋などは玄関付近に用意して置く。
※スマホや携帯電話の充電を行って置く。
※停電などに備えて、懐中電灯の用意をする。食料や水の備蓄を行う。
※ハザードマップなどで自宅のリスクを見直して置く。
※ラジオ、テレビ、ネットなどで地域の災害情報を把握する。
ベランダがある場合、掃除をして置く
うっかりしてベランダの排水溝付近の掃除をしていないときがあって、ベランダに雨水が溢れてしまったので大慌てをした経験があります。
ベランダの排水溝の掃除を忘れないようにやりましょう。
大雨だとあっという間に水が溜まってしまいます。
まとめ
台風が来る前に準備をして置くことのまとめ
★地域のハザードマップなどで自宅の被災リストをチェックして置く。
★避難場所の確認・避難する方法も確認して置く。
★非常用の持ち出し袋を準備して置く。
★大雨・強風への対策をして置く。
★電気・ガス・水道が停止された場合に備えて準備して置く。
★火を使わなくても食べることができる食べ物などを用意して置く。
市の職員の方に聞いたのですが、給水車が断水している場所に行っていますが、その場所に来ることができない高齢者の方達が多いとのこと。
市の職員の方達が水を持って回っているそうです。 大きな災害はいつ起こるか分かりません。 避難場所での生活が耐えられないという方もいると思います。
車での生活を続け、エコノミークラス症候群などで体調を崩す方もいるとテレビで観たことがあります。
幸いにも我が家は大きな被害には遭いませんでしたが、7~10時間ぐらいの停電を数回経験して、いつもの生活の有り難さを本当に感じました。
あと、前もっての準備は絶対に必要です。 台風が来ているときに様子を見に行かないことも必要かなと思います。(近くの川がどうなっているか気になりましたが) アウトドアグッズやテント、寝袋なども用意して置くといざという時に役に立ちそうです。
