ブログ

伯母が認知症になったときの行動と無理のない介護

昔、私がアパートに住んでいた頃の話ですが、そのアパートの持ち主は親戚の方でした。

まだ60代だった伯母が「家賃を払ってほしい」と部屋に来たので、「ちょっと早いのにおかしいなぁ」と思ったのですが、払いました。

数日後ですが、今度は伯父が「今月の家賃をもらってない」と言ってきました。

「伯母さんに渡したよ」と言うと、確認をしてみると帰っていきました。

また数日後に伯父に会ったので聞いてみると、どこを探しても無かったとのこと。

なんか嫌な気持ちになりますよね。

これ、落ちではないのですが・・・

数日後の夜に出掛けようと家の近くを歩いていた私の目の前にさっそうと現れたのは、白っぽい寝巻きの裾をヒラヒラとさせて、犬を抱きながら歩いてきた伯母でした。

ドキッ!

暗闇に白い寝巻き、無表情、怖かった!

伯母は若かったのですが、 認知症だったようです。

Fanette / Pixabay

認知症の伯母が行ったこと

犬を抱きながら寝巻き姿での徘徊はたびたび見かけるようになりました。

家賃の請求に来ても渡さないでほしいと伯父に言われたので、その後は伯母には支払いませんでしたが、お金を欲しがっていたようです。

何に使うとかではなくて、伯父が使ってしまうとか、お金が無くなってしまうとか言ってましたね。

私の実家も近くにあるのですが、突然にしなびたきゅうりを「食べて」と持ってきたそうです。

衣類をまとめて持ってきて預かってほしいとか、おかしなことが続きました。

でも不思議と正気なときは私の名前も出てきて、普通に会話もできて、こちらが戸惑ってしまうほどなのです。

この頃は私も若かったので、「認知症」という言葉にも慣れていなくて「伯母さんはどうしたのか?」なんて思っていました。

だってまだ60代の伯母ですから。

困惑はすると思いますが。

認知症の方の介護の経験も無くて、仕事で関わっているわけでもないので、偉そうなことは書けませんが、認知症になると急に人を泥棒扱いをしたり、ボケた老人扱いされると異常に怒り出したりします。

知り合いの人の話では、どういうわけか知り合いの家の電話番号だけは覚えていて電話ばかりしてきたそうです。

それを注意すると、そんな電話はしていないと言うばかりで、しまいには怒り出したと言っていました。

急に泣き出したり、怒り出したり、暴力を振るうようになったりしますので介護となると大変だと思います。

家族も本人も孤立しないようにしなければならないと思います。

伯母には一人娘がいますが、仕事も持っていたので伯父が介護をしていました。

伯父は口癖が「しょーがないよ、しょーがないよ」で、実家に来ては愚痴っていたそうです。

病気なので仕方がないと思いますが、伯母の本質ではないということは分かっていても皆が振り回されてしまう。

交通事故に遭ってしまうと大変なので、その後は施設に入りました。

経済的にも可能だったので、施設に入ることができましたが、少ない年金では入所はできなかったりします。

「他人事ではないぞ」なんて最近は思っています。

スーパーの人

スーパーの人というのは、私が目撃した認知症であるかも知れない方の行動です。

スーパーに入るとまだお年寄りとはいえない方が、スーパーのかごを持って2mぐらいの範囲を行ったり来たりしていました。

ずっとそれを繰り返していました。

お家の方が迎えに来ましたが、ワ~~大変だな~って思いますよね。

無理をしない介護

何もかも一生懸命にやろうとするのは無理です。私も介護の経験はありますが、認知症ではなかったのでどのように接したら良いのかは分からないのですが、たぶん、生活がぐちゃぐちゃになってしまうかも知れませんね。

もし自分の母親が認知症になったらショックは大きいです。

しっかりとした考えを持って誰にも迷惑はかけないように生きてきた母親ですので、ちゃんと面倒を見てあげたいのは当たり前のことですが、認知症になった母親を受け止めることができるのだろうか・・・。

できない自分に嫌悪感を感じることにならないだろうか・・・。

なんて余計なことを考えてしまいました。

いつもTVを見て料理を作っている母親は好奇心旺盛ですので、今のところは大丈夫だと思っています。

介護では頼れる人には頼って、周りの人に助けてもらって、できることは何でもやってみようと思います。

必ず訪れる「そのとき」に悔いを残さないように、納得できるようにしたいです。

作家の佐藤愛子さんが言ってましたが、

人生の困苦に際して力を持つものは、金でも名でもない。「精神」の強さだと思います。

私もそう思うのです。どんなにお金があっても幸せではないと。

困難を乗り切った後は、パワーが必ずアップすると思っています。

無理をしないように、助けてもらいながら、介護も乗り切る。自分の「そのとき」に悔いのないように。

ABOUT ME
c.h
c.h
年齢を重ねても美しい女性を追って行きたいと思っています。 私も前向きに生きて行きたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。