街中を車で走っていて、交差点で停まったときに、ふと道沿いの建物の二階を見るとおばあちゃんがこちらをジッと見ていてゾクツ!
確かにびっくりはしましたが、怖い話ではありません。(笑)
おばあちゃん、びっくりしてごめんなさい。(汗)
思うように身体が動かなくなったお年寄りは家の中からジッと外を見ているときがあります。
私も介護の経験がありますが、糖尿病だった義母は足が思うように動かなくなったときに、窓から外を良く見ていました。
高校が近くにあるので、高校生が家の前を通り、若い子を見ると喜んでいましたね。
「私も若いときはマラソンが得意で良く走ったの」
そう言っては目を伏せて悲しそうな顔に。
そういう気持ちが私もそのうち分かるのだろうな。
高齢者の方の「うつ」も増えているそうです!
こんな介護ロボットがあったらちょっとは癒してくれるのではないかと思いましたので、載せてみました。
癒しのおもちゃ!なでなでワンちゃん!
Contents
なでたり呼ぶと鳴いて応えてくれるぬいぐるみのワンちゃん。
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70代の動物が好きな女性に聞いてみました。
今は猫を数匹飼っていますが、もっと歳を取ると面倒をみるのが大変になってきます。
「歳を取ってから本物のような可愛いワンちゃんや猫ちゃんのロボット買いたいと思う?」
と、私が聞くと、
「面倒をみるのが大変だから、冷たくなかったら買うね」
な~るほど!触って冷たいと嫌なのね。触り心地が良いものが良いそうです。
面倒をみるのが大変というのは、生きているペットを飼うと、生きているから亡くなったときに悲しくて、辛くて耐えられないかも知れないということです。
今も家を一日留守にすることもできなくて、出掛けることもなかなかできない状態。
今、飼っている猫の面倒もしっかりとみているのです。
この間は猫が蜂に刺されたから病院に行くと言ってました。
病院に行くときも、今は自分の車に乗せて連れていきますが、運転ができなくなったら病院に連れていけないし、かわいそうなことをしてしまうと言ってます。
犬を飼ったら散歩にも行かなければならないですし、しっかりと面倒をみてあげると、自分の自由な時間が奪われてしまいますね。
癒しのおもちゃ なでなでワンちゃん
見た目はフツーにぬいぐるみという感じです。
でもなでるとリアルな鳴き声で「クゥーン」。呼んでみると「ワォン」。
可愛い犬の声は犬好きの人にはたまらない!(笑)頭や背中、しっぽにセンサーが入っているので反応をするのです。
値段もお手頃価格なのでおじいちゃんやおばあちゃんのプレゼントに良いのではないでしょうか。
老後を一緒に過ごす介護ロボットにいくら出す?
先ほどの70代の動物の好きな女性に、こんなことも聞いてみました。
「癒されるロボットの中には40万円ぐらいするものもあるけれど、買いたいと思う?」
と、聞くと、
「本当に可愛くてお金があったら買ってしまうかも知れない。知り合いの人は前に流行ったロボットを買ったよ」
前に流行ったロボットというのは、アイボのことのようです。
新型のアイボは、1999年に発売されたペットロボの最新機種で2018年1月に発売されていました。
性別の設定ができて成長もするというので、凄い!ですね。
ペット好きの人の老後の友達はリアルな動物のような癒しグッズなのですね。
増えている高齢者のうつ
元気な方は元気ですが、配偶者が亡くなったりすると、ショボンとしてしまう高齢者の方がいます。
奥さんの介護をしていた当時80歳ぐらいの方ですが、いつも元気いっぱいでしたのに、奥さんが亡くなるとショボン・・。
奥さんが亡くなられて1年か2年ぐらいで奥さんの後を追うように亡くなってしまいました。
一生懸命に介護をされていたので、喪失感に襲われてしまったのかも知れません。
身近な人が亡くなると、それがきっかけでうつになってしまうこともあるそうです。
人だけでなく、飼っていた可愛いペットが亡くなってもうつが発症したりすることもあるといいます。
「前向きに元気にしなければダメよ!」
なんて言えない。
高齢者の方は重い病気を患ってしまい、健康を損なってしまったことで落ち込んでしまうこともあるので、上からガンガン言ったらダメですよね。
病院などでもキツイことを言っている看護師さんもいるので、父が入院をしているときは、週に一回は顏を出すようにしていました。
高齢の母は毎日のように病室に行ってましたが、若くてキツイお姉さんが時には顏を出した方が良いと思いまして。(笑)
介護ロボットで癒しを
一日中ゴロゴロしていて、テレビにもあまり興味を示さなくなり、家事もやらなくなった、外にも出なくなったなど、気になった症状が目立つようになるとうつという可能性もあります。
可愛い動物ロボットがスリスリしてきたら、癒されるかも知れません。
動物を飼ったことがない人でも夢中になってしまうのではないでしょうか。
個人的な意見ですが、高齢者で外に出ることができなくなった人が喜ぶ「歌う〇〇」、昔の歌を歌ってくれる人形などがあったらおもしろいと思います。(あるのかな?)
フラやカラオケで歌う人が介護施設を慰問すると、高齢者の方は手を叩いて喜んでいますよね。
明るいノリは楽しいのでしょう!