昔々のお話

あなたは「妖怪じじい」に夢中になるって分かってましたよね

地元の民話の魅力にハマってから10年ぐらい経ちましたが、とうとう昔話から鬼や妖怪が登場する場面に出合ってしまい、妖怪とは?まで行ってしまいました

なんでこんなに一途なのだろうと自分で自分のことを感心してしまっています。

心の隙間にスッと入ってくる人生相談をされている弁護士の大迫恵美子さんに相談をしたらきっとこう言います。

「あなた分かっていましたよね。あなたが妖怪じじいに夢中になるって!」(^^)

この人生相談を聞いてからすっかり大迫恵美子さんのファンになってしまいました。↓

年取った女は捨てられるのよ!大迫恵美子さんのキツイけれど温かい言葉

とっても不思議だと思うのは、地域によって違って良いはずの民話や伝説が共通していることが多いということです。

今の時代と違うので、人から人へ語り継がれてきた話も多いはずなのに、遠くの地域なのに内容が似ている昔話があるのです。

大男が山や湖を作ったり、狐が人をだましたり、河童や鬼が人を脅かしたり、婆さんやじじいが怖かったり(笑)、様々な伝説や民話、昔話が地域に寄って語り継がれています。

今回は古い妖怪本から妖怪じじいを探してみました。

百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)より

私が買った「百鬼夜行絵巻 国会図書館「亥」本「す」本」電子書籍では妖怪でも怖いものや、女の人の妖怪では不細工な顔(笑えるくらい)のものが描かれています。

江戸時代中期に模写されたようです。

百鬼夜行絵巻は室町時代から明治時代、大正時代まで多くの絵師たちが模写してきたそうです。

夜は真っ暗でこんな妖怪たちが闇の世界で暴れていたのでしょうか。

海座頭(うみざとう)

海座頭は鳥山石燕(とりやませきえん)(江戸中期の画家・浮世絵師)の画図百鬼夜行にも描かれていましたが、下の画像はWikipediaよりお借りした熊本県八代市の松井文庫所蔵の「百鬼夜行絵巻」の中の海座頭です。

熊本県八代市の松井文庫所蔵『百鬼夜行絵巻』より「海座頭」Wikipediaより

鳥山石燕(とりやませきえん)の海座頭はもっと哀れな感じがするじいさんですが、上の画像の海座頭は愛嬌があると思いませんか?(笑)

大変な思いをして生きてきた人たちがいたのではないかと想像をしてしまいます。

大変な思いというのは、私はこういう絵のモデルとなった人たちがいたのではないかと思っています。

五体面(ごたいめん)

こちらも熊本県八代市の松井文庫所蔵の「百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)」に描かれている妖怪ですが、これは良く作ったって感じですね。

頭や顔から手と足が出て五体?おもしろい発想ですね。

熊本県八代市の松井文庫所蔵『百鬼夜行絵巻』より「五体面」Wikipediaより

手の目(てのめ)

鳥山石燕(とりやませきえん)の画図百鬼夜行に描かれていましたが、画像はWikipediaより「手目坊主」をお借りしました。

荒れている草むらには注意!手の目が出るかも知れません。

手の目は顔には目がないのに、両方の手の平には目があるというじじい座頭のようです。

このような話が残っていました。

昔、野盗にすべてを奪われて殺されそうになった座頭が、犯人を探し出して復讐をしたという執念が、手の平に目がある妖怪になったという。
熊本県八代市の松井文庫所蔵『百鬼夜行絵巻』より、手の目をモチーフとした妖怪・手目坊主

江戸時代の怪談集「諸国百物語」には、80歳ぐらいの白髪の老人が手に目がある妖怪として紹介されています。

この老人妖怪は怖い!背丈が八尺(約2.4m)もあって、身体から骨を抜き取ってしまうとのこと。

荒れた草むらや河原に行くと出合ってしまうかも。

山本五郎左衛門(さんもとごろうざえもん)

この妖怪は下の画像の左側に座っている山本五郎左衛門(さんもとごろうざえもん)という武士のことです。

『稲生物怪録絵巻』。向かって左が山本五郎左衛門。向き合っているのは平太郎、その上には彼を守る冠装束の氏神の姿が見える。Wikipediaより

山本五郎佐衛門が向き合っているのが平太郎で、江戸時代の中期の備後三次藩(びんごみよはん)(広島県三次市)の藩士の稲生武太夫(いのうぶだゆう)が平太郎といっていたとき(幼児期)に体験をしたものをまとめた「稲生物怪録」(いのうぶっかいろく)に登場します。

武士の姿は仮の姿と言われています。

平太郎は実在していて、1ヶ月間様々な妖怪が平太郎の前に現れたが、平太郎は次々と退いていきました。

最後に現れたのが、山本五郎左衛門で平太郎の勇気を称えたとあります。

そして木槌を与えられました。平太郎の子孫は現在も広島市に在住していて、木槌も残っているそうです。

百々爺(ももんじい)

鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より「百々爺」

鳥山石燕の妖怪画集に出てくる妖怪で原野に出没する老人です。山奥のような場所で、長い杖を持った毛むくじゃらなじじいです。

山爺(やまじじい)

『土佐お化け草紙』の山父
Wikipediaより

妖怪一本だたらに似ている山爺(やまじじい)は土佐を中心に四国の各地に棲んでいます。

山の中で見かけることが多いといいます。おもしろいのは、約3mおきに12センチぐらいの丸い足跡を残すことです。

爺ですが、なんでも噛み砕く強い歯を持っているので、猟師が山爺を手なづけて狼よけに利用をするのだとか。

爺の特徴は一つ目の一本足と言われているそうですが、本当は二つの目を持っていて、一つの目が異常に大きく、もう一つの目は異常に小さいそうです。

だから片目に見えてしまうのです。

参考文献 おもしろ妖怪列伝 

日本の妖怪、最強、珍妖怪、集めてみることにしました。

こんな女に誰がした!恐ろしい女の妖怪は身近にいる!?

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