昔々のお話

妖怪アマビエ「私の姿を書いた絵を人々に早々に見せよ」疾病を無くす

大昔から日本人は自分たちのすぐ近くにひっそりと棲息する「妖怪」を信じてきました。

古代の人達の悲しみ、怒り、警告、人間観、後生へのメッセージなどが込められているように感じます。

日本全国に棲息する妖怪たちはこの世の不可解なものを今の時代にも伝えてくれています。

各地域に実話とともに語り継がれているもの、創作されたもの、水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」のようにキャラクター化されたものまで多く残されています。

今回は妖怪アマビエを紹介します。

妖怪アマビエ「私の姿を書いた絵を人々に早々に見せよ」疾病を無くすと語り継がれてきた妖怪です。

多くの人がアマビエの姿を描いてネットにアップしています。

妖怪アマビエ「私の姿を書いた絵を人々に早々に見せよ」疾病を無くすってどんなこと!?

室町時代には鬼や異形の妖怪たちが町に出没する「百鬼夜行」を描いた絵巻が制作されるようになりました。

アマビエは江戸時代の後期に肥後国、熊本県に現れた珍種の妖怪です。

1846年5月上旬に海の中に光る物体がありました。

それは半分が人で半分が人魚のアマビエという妖怪でした。

長い髪、とがったくちばし、身体は鱗と羽毛に覆われていて足は3本でした。

「当年より半年間は豊作が続くが、疾病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」

と言い、海の中に帰って行きました。

<原文>

文字は当時の字体(旧字体は原文ママ、崩し字は新字体に変換)。約物は現代の補足。
肥後国海中え毎夜光物出る。所の役人行見るに、づの如く者現す。私は海中に住、アマビヱと申す者也。當年より六ヶ 年の間諸国豊作也。併し、病流行、早々私写し人々に見せくれと申て、海中へ入けり。右写し役人より江戸え申来る写也。 弘化三年四月中旬 Wikipediaより

Wikipedia

アマビエの出現を伝える瓦版
弘化3年4月中旬(1846年5月上旬江戸時代後期)刊行。木版画。京都大学所有、京都大学附属図書館収蔵。

長いくちばし、体にはウロコがあり、足みたいなのがあり、描きやすい妖怪なので、たちまち人気が出てしまいました。

世の中、何が起こるかわからないものです。

当年より半年間は豊作が続くが、疾病も流行する

今現在、株価は上昇を続けていて都会では景気が良いと言われていたようですが、田舎では景気の良さも感じられないまま疾病対策で苦しむ人達。

今の時代も昔も同じです。

観光地は今回の騒ぎで観光客は減り、飲食店も店を閉めてしまったところもたくさんあります。

どうかアマビエさま、疫病を退散させてください!

と祈りたくなります。

私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ

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昔から豊作など良いことが続けば、おかしな病が流行ったりしてきたということなのでしょう。結局同じようなことが繰り返されてきました。

なので、人間が味わってきた恐怖や不安、そんなときに妖怪が生まれてきたのでしょうね。

昔は台風が発生したり、地震が起きてもおかしな現象だと思い、それは妖怪の仕業だと後生に伝えてきたのです。

民話、伝説にも書かれています。

昔の人の想像力は素晴らしいし、おもしろいものがたくさんあります。

今の時代も本当に困ったときは、神頼みとなるようですが、日頃から清い心と日本の昔からの風習を大切にしていないと、神様も妖怪様も知らんぷりをしますよ。

妖怪が現れる場所

妖怪はどこにいるのか・・・

天狗は山に良く現れ、カッパは川に現れ、など全国で決まり事ののように、出没する場所も同じだったりしますが、あなたの直ぐ近くにも潜んでいるかもしれません。

山・川・海など自然豊かな場所が好みのようですが、人間の住む家の中や里にも現れます。

妖怪は異界に棲んでいますが、人間の住む現実の世界にも顔を出して人間を驚かせます。

自然には私たちの分からない未知の世界があり、人間が踏み込んでしまうと疫病が発生したり、災害が起きたりするのかも知れませんね。

日本では大昔から山の奥には行かなかったのです。

山には人ならぬものが棲んでいると言われていたからです。

人にとって都合の良いものを造ってしまうとバチが当たるのかも知れませんね。

今は妖怪の存在を信じる人はいないと思いますが、それでも長いこと多くの人が興味を持っているようです。

昔から書き写したり、語ることでジワジワと広げていくということを行っていたようです。

妖怪はキャラクター化して子供達や若い世代に愛されています。

今までがそうであったように、これからもやはり妖怪は日本人には必要なのですね。

そういった遊びの部分がこの先も愛され続けることに期待したいです。

ch
ch
妖怪アマビエの人気はこの先はどうなるかわかりませんが、昔から伝わる妖怪たちは、この先もずっと人々に愛され続けるでしょう。
テンジ
テンジ
いつになったらデビューさせてくれるんだい
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記事作成者ch アメブロを10年以上継続しています。このブログでは年齢を重ねても前向きに。「調査し、探求し、問いかけ、熟考するのです」ウォルト・ディズニーの言葉は私の「大切な言葉」です。