昔々のお話

天気と妖怪、雨女と小雨坊、日和坊(ひよりぼう)

どこかに行こうとすると雨が降り出して、「私、雨女だから」という人があなたの周りにもいるはず。

その人、もしかしたら「妖怪」かも知れません。

正確に言うと、雨が降る日に現れる長い黒髪がべっとりと張り付く女の妖怪、「雨女(あめおんな)」です。

その他にも天気と関係のある妖怪たちを探してみました。

天気と妖怪がどうして結びついたのか・・・想像するとおもしろいと思ってしまうのは私だけでしょうか?(笑)

天気と雨女、あなたの隣にも・・・

雨女が出るところは雨降りの夜道や山道。

鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より「雨女」

鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」には、

「もろこし巫山の神女は 朝には雲となり 夕には雨となるとかや 雨女もかかる類のものなりや」Wikipedia

と書いてあり、これって妖怪ではなくて男女の愛の物語のようなことがWikipediaに書いてありました。

男女の愛の物語が怖い妖怪女に変化したりするのですからおもしろい!

時代の流れで妖怪女のように怖い顔の絵が描かれていたり、地域で伝わっているものや空想の世界のものなどそれぞれに個性があって大昔から現代まで惹きつけられてきた人たちがいたことは確か。

怖いものだけでなく、愛嬌があってゆるキャラの材料(?)にもなりそうな妖怪が存在します。

雨女がいれば雨を好む男の妖怪もいます。

小雨坊(こさめぼう)は土砂降りの雨は嫌いで、小雨のときに現れる妖怪で、奈良県の大峰山や葛城山で物乞いをしていたそうです。

雨降小僧という妖怪も天気と関係のある妖怪です。

青森県に伝わる小雨坊は、山に現れると「栗をくれ」と旅人に言ったそうです。「栗」です。
どうしてそのような話が伝わっていったのでしょう。

晴れ男の日和坊(ひよりぼう)

茨城県の山中にひっそりとたたずむ「じいさん」?太陽が出ているときに現れて、雨が降っているときは見ることができない妖怪です。

鳥山石燕『今昔画図続百鬼』より「日和坊」

高い山にいるこの妖怪こそが「てるてる坊主」だという話も残されているようです。

てるてる坊主の起源ではないかと言われています。

昔の人のメッセージを感じる妖怪

雨が降って濡れている人が描かれてそれが妖怪となって伝わってきたのか、昔の人の様子を想像できるところが魅力だと思います。
昔から悪さをする人もいて、美しい人もいて、おばけのような人もいたのかも知れないと考えると、古い時代も今の時代も同じではないかと思えるのです。

想像力を膨らませると楽しいです。

こんな女に誰がした!恐ろしい女の妖怪は身近にいる!?

あなたは「妖怪じじい」に夢中になるって分かってましたよね

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年齢を重ねても美しい女性を追って行きたいと思っています。 私も前向きに生きて行きたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。