織田信長が「人生50年」と実際に言ったのかは分かりませんが、信長の時代が人生50年なら今はどうでしょう。最近では人生100年なんて言われるようになってきました。倍ですからね、びっくりです。
信長の時代に生まれていたら、もう50代は寿命を迎えていたかも知れないということです。
あっという間に毎日が過ぎていくので、あっという間に年を重ねてしまいます。
50代以上の人で老後の資金のことが不安な人は多いと思います。
人生100年と言われる時代に不安で心配な老後の資金や生活のことを書いてみました。
若いときから老後のことを考えて置かないと子供にも負担をかけることになってしまいます。
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不安な老後の資金
家族を抱えているとき、子供の教育資金などは多額の出費に頭を悩ますこととなりますが、子供を自立させると出費も徐々に少なくなってきます。
でも最近では結婚する年齢が遅くなっているので、50代では大学生の子供を抱えていたりしますね。
そういう方はちょっと大変です。
計画を立てて老後の資金の準備をしようと思っても思うようにいかないことも。
頼みの年金、公的年金の受給額は抑えられかも知れませんが、それでも保険のように安心感を与えてくれます。
保険料をしっかりと納めて置かないと、将来の収入ベースを失うことになってしまいます。
年金がしっかりと入れば、補うくらいの仕事を続ければ良いのですから、そういう人は老後の資金の心配を必要以上にすることはないのかも知れません。
とは言っても暮らし方を多少は変えていかないとならないです。
お金を使って得る楽しみは減らし、お金を使わないで楽しむことを探す。
お金をかけないで楽しむことっていっぱいあるので、散歩に行って綺麗な花を見つけたら、写真を撮ってブログに投稿するとか・・・これ、私が老後にやろうと思っていることです。(笑)
無職65歳以上の方の家計収支
総務省の統計をホームページで見ると、年度別で家計収支が載っています。
高齢者65歳以上で無職、夫婦二人の世帯の平均収入は年間で約232万円でした。でも田舎では夫婦二人が国民年金だけという人もいます。
地元では大企業で働いていたという方も少ないので、退職金も少なくて、貯蓄を取り崩すといっても取り崩す貯蓄も無いのではないでしょうか。
身体が動くうちは働き続けなくてはなりません。国民年金だけだと夫婦二人で多くて年金収入は年間168万円ほどではないかと思います。
病気になっても病院にも行けなくなってしまうかも知れません。
できるだけ長く働ける体作りをして置いた方が良さそうです。
住宅ローンは早めに完済する
住宅ローンが残っていたら早めに完済をするようにしたいですね。
固定費の見直しは必要なので、ローンの返済があったら完済をして出費を軽くすると、年単位で考えると大きく出費を抑えることができます。
通信費なども見直すとかなり減らすこともできますよね。
住宅ローンが長引くと修繕に回すお金も無くなってしまいます。ローンが終わる頃には修繕にお金がかかると言われているように、修繕する所が増えてきます。
災害も多いので、気になる所がいっぱい出てきますよ。
保険はどうする?
「良く保険を見直そう」と言われますが、入って置かないと後で大きな出費に繋がってしまうこともあるので、必要な保険には入り、お守りのような保険は所得が減ってしまう場合は止めてしまっても良いと思うのです。
車に乗る場合は自動車保険には入らないと他人にケガを負わせた場合、物を壊してしまった場合など大変なことになってしまいます。
火災保険も入って置かないと損害を受けた場合に貯蓄だけでは対応ができないと思います。
人生100年時代?焦る中高年
ボ~~っとしていられないといった感じです。
若いときに何も考えないで、適当に生きてくると中高年から老後に向かっていくときにかなり大変な状況になると思っています。
「年金?もらえないと思ってきたから納めてないよ」なんて言っている人がいたら、ちゃんと計画を立てて他で老後の資金の工夫をされているのなら良いですが、何も考えていないと、もう、誰も助けてくれませんよ。
親はいつまでも若くて働ける親ではないのですから。もう自分のことで精一杯でしょう。
長生きになっているから、暮らしていくのにお金がより多く必要となってきます。
将来が見えない不安から飛び出して先を考えてみる。
学んで副業を考えてみる。
こういったことも必要ですね。
以前インターネットビジネスを学んだときに、その方が教えているのは50代以上の方が多いとおっしゃっていました。
将来が不安な中高年の方は多いということです。
ケアマネージャーから聞いた話
老後の貯えがあればこのようなことにはならなかったのでしょう。
介護の仕事をしている友だちのケアマネージャーから聞いた話です。
一人暮らしをしていた80代の女性はリューマチで両手の指が曲がっていて、自分のことをするのにも困難な状態だったそうです。
認知は入ってなかったそうで、頭はしっかりとしていました。
自分のことができないこの方に施設に入ってほしくて、ケアマネージャーは入れる施設を探して働きかけたそうですが、受け入れてくれる施設が見つからなかったそうです。
介護認定されても直ぐには入れなかったりします。
入所金で数千万円出せば入れる施設はあります。でも出せる人ばかりではないですから。
ある日、連絡が取れなくなったのでその方の家に行くと、鍵が掛かっていて中に入ることができなかったそうです。
警察に連絡をして、本当はいけないそうですが猫のための扉が開いたのでそこから侵入をすると、その方は亡くなっていたということです。
これが現実なんだと思うと虚しくなります。
まとめ
若いときから老後のことも少しは考えて貯えも必要だし、健康のことも考えていかないとテキトーに過ごしていると、それは自分に降りかかってくると思うのです。
ちゃんと生きてくると、お金をかけないでも楽しむことができる老後もあるし、毎日自分の好きなように暮らすこともできると思います。
周囲と比べないで、回りの人も物も大切にして楽しく暮らしていくと、それが若い人達への励みにも繋がるのではないでしょうか。
