昔々のお話

江戸時代の暮らし、100円ショップのような店が人気があった

先日100円ショップに寄ってみると、駐車場にはすでに停められないほどの多くの車があり、いったい何事かと入ってみると、なんと!消費税が掛からないという日でした。

消費税が掛からないという日には多くの人が集まるのだと知った日です。

レジを待つ人の長い列がすでに出来ていて、その列の両隣には高齢者の好みそうなお菓子などが並べてあしました。

田舎町、お客様は高齢の方たちが目立ちました。

こういうことを目の前で言ったら叱られるのでしょうけれど、買い物かごの中には数点の商品が入っている方がほとんど。

で、レジ待ちでお菓子を数個かごに入れている。

5個の必要な商品を購入するのに540円のところ、消費税が掛からない日で40円お得です。

買う予定では無かったお菓子を3個購入で260円余計に使ってしまいました。ジャン、ジャン(笑)

このような均一のお店は江戸時代でも庶民に受けたようです。

江戸時代にもあった何を買っても均一料金の物売り

江戸時代文化年間(1804年~1817年)に登場したのが「4文銭屋」といわれた物売りです。

何を買ってもすべて4文で、今の時代の100均と同じようなもの。

庶民を相手に生活に必要なものを売っていました。

田沼意次の貨幣改革4文銭

なぜ4文だったかというと、田沼意次は明和5年(1768年)に4文銭を発行しました。

4文銭が普及して行き、4文で買える商品が増えていったそうです。

貨幣経済を振興しようと思ったきっかけは、徳川吉宗による政治にあった。
吉宗時代の質素倹約は、幕府の財政支出の減少のみならず、課税対象である農民にも倹約を強制し、税を搾り取ろうとするものであった。
それによって幕府財政は大幅な改善を見たが、この増税路線は9代将軍家重の代には百姓一揆の増発となって現れ、破綻するのである。
そして、天領における一揆ではないものの、意次は郡上一揆の裁定を任されたことから、農民に対する増税路線の問題を目の当たりにする立場であった。
また、米相場の乱高下に頭を悩ます吉宗を身近で見て、田沼は日本に貨幣経済を普及させて問題を解決できないか、と考えたという。Wikipediaより

次第に4文銭以外にも13文、19文、38文という均一価格で買える店が増えて、安売り店は繁盛したようです。

享保のころの十九文見世

享保7、8年頃(1722年、23年)なんでも19文で売る店が誕生して、「十九文見世」と呼ばれて繁盛をしたそうです。

19文の商品が並べてあるお店で、19文は今の時代ですと約475円ぐらい。

なにが買えたのかといいますと、小間物全般で、木で作られたくし、下駄とかです。

当時のおもしろい川柳がありました。

十九文下駄と傘とで壱分遣り(いちぶやり)

壱分は今の通貨ですと、25000円ぐらいで、下駄が安いと思って買ったのに傘も買ってしまい、大金を使ってしまったということです。

時代が変わっても同じだと思いませんか?(笑)

十九文見世はその後、物価上昇に伴い廃れていきます。

十九文見世の川柳をまた発見したので、載せますね。

十九文見世に田舎が五六人
みそらしく十九文下駄おぞう履き
十九文からんからんと下女歩き
舟宿へたびたび捨てる十九門

(吉原通いの途中で)

当時に流行し始めた下駄の川柳。

十九文下駄にて息子追い出され

(参考・江戸の生業事典)

文化のころの三十八文見世

文化6年(1809年)の歳暮より三十八文見世が流行り、小間物類を売ったとあります。

くし、かんざし、茶焙じ、小児の手遊び、道具類、などをむしろを敷いた店に並べて売りました。

商人は威勢の良い声で、

「なんでもかでもよりどって三十八文、あぶりこでもかな網でも三十八文、銀のかんざしに小枕つけても三十八文、はしからはしまでよりどって三十八文」

と呼びかけました。

(参考文献・著・中江克己・お江戸の意外な商売事情)

まとめ

現在では100円ショップ(100均)が流行っていますが、歴史を振り返ると江戸時代から均一ショップがあり、流行っていました。

大正15年(1926年)には、大阪に「なんでも十銭均一売り場」が高島屋に設置され、その後も東京、大阪、名古屋に展開していき大好評だったといいます。

均一ショップは新しいものだと思っていましたが、歴史があったのですね。

景気との関係はどうなのか気になるところです。

江戸時代の均一ショップで人気があった女性の日常品の小間物で、くしやかんざし、鏡、などがありますが、これらも今の時代と同じような気がします。

女性が好むものを提供すると店が流行る!のではないでしょうか。

ブログネタに困ったら図書館で本を無料で借りて参考にする

伊豆高原貸別荘アートロードを拠点にゆったりウォーキングを楽しむ

ABOUT ME
c.h
c.h
年齢を重ねても美しい女性を追って行きたいと思っています。 私も前向きに生きて行きたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。